印伝のお手入れ

バッグやお財布、名刺入れなど、みなさんのお気に入りの印伝製品を長く愛着を持って使えるよう印伝製品のお手入れ方法をご紹介致します！

印伝と言っても鹿革に漆で柄を施した普通の革製品です。だから特殊なお手入れ方法とか専門技術があるわけではありません。

でも、一般的・基本的なお手入れの方法はありますので、いざというときのための知っておいて下さい。

汚れた場合の対処方法

まず、注意していただきたい点はベンジンやクリーナーなどの使用は避けて下さい。また、ワックスなどを使用して光沢を出したりする行為もお薦めできません。

ものによっては漆が剥がれ落ちてしまったり、革の変色の原因となります。

※実際に私が以前、艶出しのワックスを使用して、革が変色してしまった経験があります。

汚れた場合の対処法としてはブラシでこすって汚れを落とすのが一番ベターだと思います。専用のブラシもありますが、私は毛先の柔らかい歯ブラシを使用しています。

ブラシで汚れを落とす場合は汚れた部分だけをブラッシングるのではなく、全体にまんべんなくブラッシングをして、汚れた部分の汚れも一緒に落とすくらいの感じがいいと思います。