印伝ってなに?

印伝は印傳とも書かれますが、品質のいい上質な鹿革を丁寧になめして漆で様々な模様をつけた大変歴史の古い革の伝統工芸品です。

制作には、その工程すべてに熟練の技と長年の経験に裏打ちされた勘が必要となりますが、職人が一つ一つ丁寧に手作業で作り上げ素敵な商品として完成されています。

脈々と受け継がれてきた熟練の技とハートが織りなす、印伝でしか表現ができない美しさと風合いを持つ魅力的な伝統工芸品で、身近なものではお財布や名刺入れが有名ですが、バッグやiPhoneケースに至るまで様々な商品が創られています。





様々な製品が創られている印伝ですが、その歴史は、古く16世紀後半から17世紀にかけてポルトガル人やスペイン人と行われていた貿易、すなわち南蛮貿易の時に、東インド会社から日本に入ってきたインド産のインデヤ革が始まりだとされています。

このインデヤ革がインド伝来の革なので略して印伝と呼ばれたと言われています。

印伝には鹿革が使われています!

印伝の製品に使われる鹿革は軽くて柔らかな肌触りの自然の感触です。

実はこの鹿革、一頭ごとに性質が異なり、染色にも微妙な差異が生じたり、野生の鹿革には角ズレなどによるキズがあります。しかし、すべての製品において自然の模様として活かされておりますので、これを品質のムラと捉えるのではなく、本物の鹿革の証拠と考えお楽しみください。

印伝の象徴、漆による模様

時がたつほど独特の光沢を放つ漆の語源を辿って行くと「潤う」または「麗し」に通ずると言われています。

接着力も高く、膜面の非常に強いため、細工師たちにとって実用と装飾を兼ね備えた天与の素材だとえいます。

手にするたびに愛着を育てる美しい輝き、それが漆の魅力です。

印伝の商品


印伝はバックを始めお財布、カードケース、iPhoneケースに至るまで、実に様々な商品があります。どれも日本が世界に誇る伝統の技で創られており、高品質な商品ばかりです。

ほんの一例に過ぎませんが、印伝の商品をご紹介します。

バッグ




柔らかな鹿革を使っているので、使い始めから抜群の使用感。しかも長く使えます。

財布



柔らかい鹿革は手触りも抜群。有名人にも愛用者が多く、年齢を問わず使えます。

カードケース


カードケースはCardがが多くなりがちな女性から大人気の商品です。


リュックサック




印伝はリュックサックもあります。ちょっとした旅行はこれで十分。

iPhoneケース



大人気のiPhoneケース!最先端のデバイスに和の伝統工芸品が映えます。

ショルダーバッグ




手持ちだけではなく、肩がけも出来るショルダーバック!女性にも人気です。

名刺入れ


年齢を問わず愛されている印伝の名刺入れ。個性あるビジネスアイテムはあなたを引き立たせます。

小銭いれ





リーズナブルな小銭入れは、印伝の入門アイテム。和装にピッタリです。


もちろん、ここで紹介した以外にも様々な商品があります。ぜひあなたも身近な小物から、印伝を使ってみませんか!?





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